ドライキャットフードと飲用水

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栄養バランスの良い総合栄養食ということで、主食としてドライキャットフードを選ぶ方がほとんどです。
これを食べていれば、栄養不足になることもなく、安価で経済的です。
しかし、ドライキャットフードの水分含有率は、わずか10%ほどしかありませんので、水分補給は重要です。

元々猫は水分をあまりとらない動物です。
自然界の中では、捕獲した獲物から水分を補給しますが、ドライフードを与える場合には、横に新鮮な水を置き、いつでも飲めるようにしなければなりません。
水分が不足すると、尿路結石や腎臓病などの原因となる可能性が高く、命にかかわることもあります。
猫に与える水は、水道水で十分です。
水道水を飲まない場合は、幼猫用のミルクや猫用のハーブウォーターを少し混ぜたり、結石対策用のミネラルゼロの猫用飲料水にしてみてもいいでしょう。
ただし人間用のミネラルウォーターを与えるのは厳禁です。
カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラル分が多く、結石のリスクを高めることになります。

なかなか飲んでくれない場合、飲用水の位置を変えてみるのもいいでしょう。
食事の際はドライキャットフードのそばに置き、直ぐに飲めるようにするのは、水分補給の習慣化には大切なことですが、それ以外の場合は、置く場所を変えてみることです。
安心して飲める場所ではないから、飲まないという可能性もあります。
また、多頭飼いの方は複数の水皿を数か所に分けて置いていますが、同じように数か所に置いてみるのもいいでしょう。
場所によって飲む飲まないというのもあるものです。

水として飲んでくれない場合には、ドライフードにウェットフードを混ぜ、少しでも水分を補給するようにします。
ウェットフードの水分含有率は75~85%ほどあります。
香りが強く、嗜好性を高めたスープ仕立てなどさらに水分量も高くなっており有効です。
また、そのような嗜好性の高いウェットフードを水で薄めて与えるようにするのも一つの方法です。
徐々に薄めるようにして、できるだけ普通の水が飲めるようにしていきましょう。